会長あいさつ

加西市医師会は市内の開業医と勤務医で組織された会です。
その目的は会員相互の協力によって市民の皆様の健康の増進と維持を図ることです。医師会単独あるいは行政機関と共同で次のような様々な活動を行なっています。

  • 健康大学などを開催して、市民の皆様の医療知識向上を図り、疾病予防に繋げます
  • 医療従事者向けの講習会を通じて最新医療の学習・情報提供を行うことで、診療レベルの向上を図ります
  • 様々な医療関係者間の交流を行って、相互の協力を円滑にする事で、医療サービスの無駄を省きます
  • 行政側の主催する審査会や学校健診、職場健診へ医師を派遣します

今回の新型コロナワクチン接種も初めての事業でしたが、市役所と協力して、個別と集団接種を組み合わせて順調に行うことができました。

現在会員数は約60名で、他の市に比べて規模は大きくありませんが、会員間の距離が近くまとまりやすいと言えます。市内の基幹病院である市立加西病院とも密接に協力しています。

令和2年2月から始まった新型コロナウィルス(COVID-19)感染症によって、市民生活に多大な影響が出ていましたが、令和5年5月より感染症分類が2類相当から5類へと変更されました。コロナワクチン接種が進んだことと、治療薬が出揃うことで、医療機関にも対応に余裕ができたことが理由です。移行期には混乱が予想されましたが、今のところ大きなものではないようです。

今後もコロナウィルス感染はなくなるのではありません。インフルエンザのような流行を今後も繰り返していくと予想されています。日常生活を過度に制限する必要はありません。しかし高齢者や重度の疾患を持つ方には注意が必要です。マスク着用も任意となりましたので、健康な人は原則必要ありません。
今後も市民の皆様には状況を見極め、冷静に対応していただくようにお願いします。

風評に流されることなく、まずは身近なかかりつけ医に気軽にご相談ください。
これからも皆様に信頼されるように会員一同努めて参ります。

令和 5年 6月
加西市医師会
 会長 西 村 俊 二

主な対外事業

健診事業

町ぐるみ健診、医療機関個別健診を行っている。

休日輪番制当番診療

昭和46年より休日輪番制診療をはじめ現在に到っている。

産業医活動

西脇地区産業医活動推進協議会として、加西市内約40の事業所の産業医として活動している。

健康増進センター事業

乳幼児健診・成人病健診など、年間100回以上の出務をしている。

病診連携

中核病院である市立加西病院をはじめ近隣の病院と定期的に勉強会を開き研修・意思の疎通を計っている。

その他介護保険関連、予防接種など加西市と約10件の契約事業があり地域に密着した医師会を目指して活動している。

加西市医師会の歴史

記録を紐解くと明治18年に加西郡町村組合によって設立された「加西郡医術研究所」が加西市医師会の母体と言える。
「加西郡医術研究所」では毎月14日に郡内の医師が全員義務出席して臨床・治療の研究のみならず死体解剖なども行うなど、当時としてはかなり高いレベルの研鑚をしていたようである。

その後、明治22年に県令により「加西郡医師会」が発足している。大正4年の記録では人口1万人に医師4名という記録があるが、播州北部の農村地帯という地理的な環境を考えれば、当時としては医師数は結構多かったように思われる。

昭和23年に「社団法人 加西市医師会」として認可され、平成10年に設立50周年を迎えた。会員数は県下でも少ない医師会であろう。

平成25年4月1日には、一般社団法人に移行となった。

アクセス

〒675-2303
兵庫県加西市北条町古坂1072-14
加西市健康福祉会館2階

TEL:0790-42-4798
FAX:0790-42-3818

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